ちょっと蕎麦通の気分で-蓼科で食べた美味しいお蕎麦|外国人との初デートは蕎麦屋へ行くのがお勧め

ちょっと蕎麦通の気分で

とある読者評価型グルメサイトにて、私の県で一番評価が高い蕎麦屋があった。値段設定も、普段学食でカップラーメンに毛の生えた程度の値段のかけ蕎麦を食べている私にとって、少々敷居が高いものであった。ランチでお札が一枚飛ぶのである。とはいえ食い道楽である私にとって、そこはいつか言ってみたい声域として私の心に君臨していたのである。そんなある時、私にちょっとした臨時収入があった。しかも、そのとき私はその店の近くに居たのである。

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私は、その店に行ってみようと決心した。なにせ、そのとき私の財布には一ヶ月のバイト代以上のお金がうなっていたのである。おしゃれな店構えであり、その中に私のような若造の姿はない。躊躇したのは一瞬のこと、私は勇気を出してその店に乗り込んでいった。やはりメニューに書かれているものはそれなりの値段であるが、私はその驚きを顔に出さず、さりげなく一番安いランチを頼んでいた。そして、何を思ったのか、日本酒を一合頼んでいた。

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普段、私は日本酒は滅多に飲まないのである、というのは私の住む県は日本一芋焼酎が盛んな県であるからだ。そんな私が日本酒を昼間から頼んでみたのは、蕎麦を待ちながらちょいとつまみを頼み、冷や酒を頼むのがイキであると、私が好きなある時代小説の作家に教えられていたからである。そして、そのスタイルは私の憧れであった。やがて、酔っぱらって調子に乗った私は適当につまみを頼んで、結局ランチの2倍くらいの値段をよけいに支払った。とはいえ、それを後悔している訳ではなく、今でも満足している。

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